トラクター要らず。

今年も残り半分ほどになりました。寒い日曜日です。

秋の稲刈り!?(というか最近は夏ですか)が終わった田んぼはひっそりとしていて、耕耘もされていない所も多いのですが、こんなになってました。

見事に掘り起こされて「トラクターで起こす手間が省けたわ」ってよく話題になってますが、笑いごとではすまされません。

イノシシが一晩中掘り起こして、ミミズでも探したのでしょうか。

実はこれ、うちの田んぼです。ちょっと実験すべく、休耕田を軽く起こして野菜苗を植えて様子を見ようと思った数日後・・・・こんな姿に。

脱力感満載です(涙)すっかり影も形も無くなりました。

前にも書いたように、今年うちの田んぼはイノシシにやられ、ほぼ収穫がありませんでした。

山間部で稲作が出来なくなる日も、 来るかもしれません。

減らす事が大切なんでしょうね。

久しぶりに穏やかな日曜日でしたね。

先週の深野棚田祭りも中止となり、週末の各地のイベントも延期などが多かったと思いますがこの3連休はイベントが盛大に行われた事かと思います。

前回に山からやって来ると書きましたが、こんな現場を見つけました。

大きな石が落ちて来ていました。車や人に当たれば大変な被害です。そして、その上に有ったのが獣除けの金網でした。補修されていましたが、突き破って落ちてきたのは間違いないです。

他の場所は見ていないですが、おそらく他にもあるはずです。金網が破れたら、そこから獣が侵入するのは間違いなし。その度に補修していくのも大変な作業。

獣が入って来るのを止めるのは、限界があるなって思いました。

前に獣害対策に取り組んでる方と話してたんですが、捕えるよりも生まれる数が多すぎて全体数が減るよりもどんどん増えていると言ってました。

10年前と比べて明らかに増えてると、現場を見ている自分も思います。そして厄介な事に、人間を怖がらなくなって来ているもの感じます。

夕方に田んぼに行ったら、イノシシが襲ってきたって話もちらほら。

各地で減らす努力もされていると思いますが、更に強化していかないと被害は減らないとつくづく思います。

 

2反で20kほど・・・

雨の日曜日、シーンとしております(笑)

長年、ブログを書いてきましてタイトルにもあるように田舎の農業の姿をリアルにと、常々思っております。多分皆さんが知りたいと思っている、田舎の本当の姿を書いたら田舎(中山間)ってこんな所なんだって知ってもらえると思うんですよね。

イメージが先行して、田舎って自然が豊かで癒されるとかあると思うんですけど現実の姿を知ってもらうのも大事かなと思います。

移住したいと思ってる方等には厳しい現実かもしれませんが、あえて今回書いてみます。でもそんなに深刻に捉えないでくださいね(笑)方法は有るはずです。

ブログでも何回も書いてると思いますが、農機店をやってますがうちも農家です。自家消費用の米や野菜やお茶を作り暮らしに役立てています。

米作りは正直、まだまだ下手くそです。本業が大事なので田植えもどうしてもシーズン後に植え付けて、周辺では最後の稲刈りになります。これは仕方ないです。

でもやるからには、そこそこの収穫をしたいと思うのが栽培する人間ならば誰でも思うことだと思います。

しかし、今年は凹みました・・・ここまでやられたかと。

恥ずかしながら書きたいと思います。お米の収穫2反で20kほど・・・・全部ですよ。半年頑張った成果です。

今年は春からやられました。水不足で六月に植えた田んぼは、干上がって苗が消えました。半分の田んぼがやられました。最近は雨が春先に少なくて、山からの水頼みの集落は毎年のように水の確保に困ってます

残った1反ほどの田んぼを、大事に育てようと朝晩仕事の前後に見回りましたが、最後の最後でイノシシにやられグチャグチャ。

何とか収穫出来たのが、20kほどという訳で。当然電気柵やら対策はしてましたよ。

当店は電気柵も20年ほど前から販売してきましたが、獣も変わってきています。人を恐れなくなった、知恵がついたのか?電気柵も効果が薄くなってきてる気がします。

毎晩のようにシカ、イノシシが仲間や子供を引き連れて、家の周りを平然と歩き回っています。数が増えるという事は食べる物が必要になるという事です。食欲に勝る対策が必要です。

この地域での耕作地は昔に比べて、半分になってると教えてもらいました。人も少なくなってますから仕方ないとは思ってますが、里山が消えて自然に戻るのを見ているしかないのが現実です。ここだけの話では無くて、全国どこでも一緒だとは思いますが。

我が家だけの話ではなく、こんな理由で離農する農家さんがどんどん増えてます。

農機屋として、田舎で暮らすには色々考えていかないといけない時代になってきました。

わずかなお米を、大切に食べたいと思います(・_・)

炭焼き器再び!

気が付けば・・・ってもう三月。
ようやく春の兆し。くしゃみで分かる、今日この頃(笑)

畑や田んぼに出向く用事が、増えてきました。みなさん動き出しましたよ!!

先日はこんな事もしてきました。
数年前にお世話になった、素人でも炭を簡単に作る事が出来る炭焼き器のお手伝いです。

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ずっと使われて無かったんですけど、場所を変えて使われるとの事で行ってきました。
目的は近年問題になっている竹の放棄地の拡大を、竹炭を焼く事によって解決できないかという取り組みです。

おおよそドラム缶一杯ほどの炭を一度に焼けるのが、経験が要らずで簡単に焼ける優れものです。

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準備していてもらった乾燥した竹を入れるんですが、おや!?もしかして全然足りない?
斧とか道具はあるのね?手伝うしかないですね(笑)

この辺はアジサイの有名な場所ですが、シカの食害で華も減りつつあります。
匂いに敏感な獣たち、炭を焼く匂いはきっと嫌なはず。炭を頻繁に焼く事によって、獣害対策に一役買ってくれれば良い事づくめ(*^_^*)

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竹を割るのって結構大変。節も取らないといけないし、鉈も力が要ります。
事前の準備は必須です(笑)

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ようやく満タンになりまして、着火するわけですが仕事の関係で帰らせて頂きました。
後は過去に焼いた記憶を思い出して頂いて、お願いします。
でもそんなに難しくないのがこれの良いところ。
きっとうまく焼けますよ!

後日、お邪魔して見せて頂いたのがこちら。

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良い物出来てます!!
既に料理に数回使われて、大好評だったとか。

どんどん広がる竹林、うまく活用法が見つかると良いですよね。

申年だけどサルに困る

皆さん、こんにちは。
気が付けば新年に入って、もう半月も過ぎておりました(汗)
気の抜けたブログで申し訳ありませんが、今年もお付き合いよろしくお願い致しますm(__)m

今年は申年、お正月からTVでサルの公園?などでエサをやったり、「可愛い!!」とか言ってる方を見て(この人たちは多分サルの怖さを知らないよな・・・・)なんて思ってました(笑)

市街にも最近よく現れるサルの事、近い将来もっとニュースで取り上げられるかも。
そう思うような事がありました。

うちは農機店ですけど、ここ数年で増えてる仕事が獣害対策の施工等です。
野菜作りをしてもらう為に農機を買ってもらって、肥料使ってもらったり修理したりと皆さんに長年お世話になってきました。

それがここ十年ほどで、様子が変わってきました。
野菜を作る為にまずは檻を作らないと、電気柵を設置しないと無事に収穫出来ないかもしれなくなってきました。
この辺に生息するのはサル、イノシシ、シカ、アライグマ、アナグマ、ハクビシン等‥みんな野菜が大好きです。
おまけに野菜を食べるせいか分かりませんが、出産回数が増えてるみたいで生息数がどんどん増えてます。
捕獲はもちろんしてますが、捕るより生まれる方が多いのか減ってません(涙)

野菜作りを続けてもらう為にも、獣害対策は農機店の仕事です。
なので年々賢くなる奴らに対抗するために、日々研究をしております(笑)

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この現場もひどかったですね。
大根はポッキリと折れてます。白菜も滅茶苦茶に。食べる分だけ持って行くならまだ許せるんですけど、ここまでされると怒りしかありませんよね。

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朝から現場で作業してましたが、屋根に上ったサルがずっとこっちの様子を監視してるんです。
少し離れた場所にも、10数匹が逃げずにそのまま居ました。
隙あらば畑に侵入しようとしてるんでしょうか!?すぐ近くで走り回り、鳴き叫び お昼に食べてた弁当も持っていかれそうな勢いです。

逃げなくなってる?数年前に比べて人間になれて来たのか少々の事では逃げなくなってます。
追いかけてもどうせ木にも登れないし、鉄砲も持って無さそうだし・・って見切ってる?
これって怖い事ですよね。子供や女性なら尚更。

畑を守る事に力を入れて来ましたが、近くに寄ってこないような方法も考えていかないといけないのかなと思いましたね。

鹿は捕るしかない?

気づけば12月・・・残り一ヶ月ですか。なんだか慌ただしい年でした。
締めくくりなんで、しっかりと充実して占めたいとところです。

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先日の朝、知り合いの方から電話頂いて駆けつけたら、畑で鹿が罠にかかってました。
珍しくもない光景になってしまいましたが、野生動物です。怖い感じがします。

一応罠の免許は持ってますが、獲ったことはありません(笑)
檻も所有していて設置してましたが入った試しもありません。向こうも必死ですからね、こっちも真剣にやらないとダメですよね。

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檻の中の鹿は必死で逃げようとしています。
近づくと、警戒心を最大限に出し狭い檻の中を暴れまわります。
顔は血だらけです。一晩中檻の中を何とかして逃げようと暴れたんでしょう。

畑を荒らす、害獣として問題になってますけど、こうやって捕獲して数を減らすしか方法は無いようです。野菜作りをしている農家さんは、獣害と必死で戦ってます。死活問題ですからね。

自分が子供の頃にも野生獣はもちろん居ました。でも猟期に入ると山に入り込んで出てこなくなるってよく言ってました。
近年は年中出っ放し(汗)昼間からそこらじゅうで鳴いてます。
印象的だったのが、数日前にトラックで走っていたら猿が横切りました。
反対車線の若い女性の方が、すごく珍しいものを見たという風に何度も見返してました。
サルって珍しい?そのうちにもっと見れるよ(笑)

近いうちに自宅の敷地に、檸檬の苗木を植えようと思ってます。
鹿の大好物の苗木を食べられないように、囲いか電気柵かで守らないといけません。
日本中で起こっている出来事なんですよね。
将来、田舎はどうなっていくんでしょう?

宮川で生活されてます。

早くも三月半ば。花粉ももう少し・・・でも何故か、今年は全然楽です(笑)治ったのかな?

先日、お隣宮川村に行ってきました。釣りではありません(笑)
数年前からのお付き合いのSさん宅にお邪魔してきました。

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Sさんは街からのIターンです。宮川村の奥まった集落で農業をしながら生活をしていると伺っていました。
見に行きたいと思いつつ、機会がありませんでしたが農閑期の今こそ行かなくてはとドライブしてきました。

うちもよその事、言えませんけど(汗)奥地です。川沿いに走ってクネクネと曲がり、何度も道を訪ね到着です。

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まずは農地を案内してもらいました。
広いんですよ。失礼ながら、少しの畑をされている程度かなと思っていたのですが驚きです。
周りは電気柵でぐるりと囲まれて、獣害対策もきちんとされてます。

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冬場で野菜も少ししかありませんでしたが、Sさんが取り組まれているのは自然農法。
雑草を綺麗に取ってしまうのではなく、必要最低限で野菜を栽培する方法です。

独特の畝の作り方ですが、知り合いの方でこの栽培方法をされている方が増えている気がします。収量はどうなんでしょうね。実に気になります。

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居ますねー、ヤギさん(笑)田舎暮らしにはヤギさん似合います。
雑草も食べてくれますし、乳を出すのかな?人懐っこいです。

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川向こうは雑木の山。ロケーションは抜群ですね。

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向こうで鍬を振っているのが奥さんです。こんな光景を見たのは久しぶりな気がします。
と同時にすごく嬉しい気分になりました。
一緒に農業をされていて、ここの畑は奥さんが管理されているそうです。

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記念に撮らせてもらいましたが、ちょうど手がかかってしまって残念。
次回撮らせてください(笑)

ここに来て4年。集落の方たちにも色々助けてもらって毎日忙しく楽しく生活されているって感じでした。

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庭の片隅には作りかけのピザ窯。皆が集まって楽しめる場所を作りたいそうです。
出来上がったら呼んでくださいね(笑)

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宮川のアマゴ釣りの解禁になったばかりで、クーラーを見せてもらったら、良い型のが入ってました。

毛鉤で釣ったそうです。こっちも一段と気になります。
テンカラという日本式毛鉤。もちろん、ワタクシも大好きです(笑)もう少し暖かくなったらご一緒しましょう。

またひとつ気になる場所が出来ました。田舎から人が居なくなっていくばかりではなく、田舎に来る人もいます。
そして本気で田舎で生活していこうと考えておられます。
時々紹介していきたいなと思います。

雑木の伐採

毎日寒いですねー。冬真っ最中です。

農作業をしている人も少なく、辺りは閑散としています。
農機屋も仕事も少なく、えらいこってす(汗)

山の方でチェンソーの音がしてます。めっきり少なくなりましたが、椎茸の原木栽培用のクヌギを切っている方が居ました。

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飯南はお茶の管理がなくなる冬場に、椎茸の栽培に取り組む農家さんが多かったのですが、高齢化や獣害で激減しました。
でも少しながら続けている方が現在もいます。

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子供の頃、クヌギの林にカブトムシやクワガタを採りに行くのが楽しみだったんですよね。
蜜が出るクヌギを見つけて、自分だけの秘密の場所を毎年楽しみにしてたんですよ。

でも蜜の出るクヌギって年月の経ってる木が多いんですよね。
次のシーズンに期待して出かけてみたら、木が無かった・・・呆然。

クヌギの木は7,8年ほどで伐採して原木にするわけで、いつまでも残っていない雑木だったんです。
それを知らず、がっかりとした記憶が残ってます。

写真のように伐採後、芽が出て苗が伸び強いものが伸びだしクヌギの木に成長していきます。
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それをまた伐採して、原木にするというサイクルが昔から行われてきました。

こんな風景に変化が現れてきたのが数年前からです。
芽が出たのを鹿が食べてしまう。でも頑張ってまた芽を出します。またそれを食べてしまう。
さすがに生育の旺盛なクヌギも出なくなってしまいます。
色んなところで聞きますが、数年前に切った原木は芽を出すことなく枯れてしまってると。

薪ストーブを使うものとしては雑木はかなり欲しいです。
でも伐採後、芽が出なくては次の雑木が育ちません。植えてもかじられたら同じことですよね。

そんな山が増えてます。

あれからモンキードッグは・・・

急に寒くなりましたね。風邪ひいてしまいましたよ(^-^;
毎日早く寝て、なんとか復活。皆さんも変わり目は気をつけましょうね。

飯高町です。

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この看板に見覚えはありますか?すっかり色あせちゃって(笑)
2009年10月書きましたね、モンキードッグの記事を。

3年ぶり!?久しぶりに見に行ってきました。
きっと日々サルを追いかけ、鹿に吠えまくり野性味あふれるモンキードッグに成長していることでしょう。

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相変わらず黒いね!!それは変わるわけないね。

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うーん、太った?あなた。
吠えないのかな、元気はあるんだけど。

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野性味あふれる・・・うーん、すっかりペットらしくなっちゃって。

その姿を眺めていたらご主人登場。
「どうですか?モンキードッグの成長ぶりは。」 

あれから猿の姿は確かに減ったそうです。山にいても決して降りてこないと言ってました。
放してやると一目散に山に向かって追いかけていくと。
でも猿自体も飯高からは減っている気がします。段々と市街に近づいているような・・・餌を求めて人の多いところに移っていると思います。

鹿は最近の金網によって現れなくなったと言うことです。
やはり犬の効果は大きいですよね。注目ですよ。

モンキードッグが効果を発揮させる場所の一つとして自分が思うのが、椎茸のほだ場ではないでしょうか。
山の中では囲いも出来ずどこから来るかも分からないので、非常に対策が困難です。
逆に犬が出て行かないように囲いをして、中で放し飼いはどうなんでしょう。

おそらく猿を見つけたモンキードッグは、一目散に向かって行くと思います。
木に登っても下で吠えられ続けたら精神的にまいるでしょう(笑)

首輪でつないだ犬では、最近の猿も賢くなってすぐ近くまできますからね。
放し飼い、いけると思うんですけどね。でも犬は椎茸食べないよね?(笑)

携帯に連絡。

風があって、すこーし涼しい一日でした。

こないだ伊勢から高橋君という人が来てくれました。
彼は獣害対策専門の機材を開発、販売を手がけるイノシシ、サル、シカ達からが恐れられている人物です(笑)

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彼の手にかかれば獣害なんて、問題解決間違いなし(ちょっとオーバー!?)

彼とは町の獣害対策の現場で知り合いましたが、電気柵に変わる新たなシステムを開発したとの情報で見せに来てくれました。

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檻に取り付けられた黒い箱。中身は電子部品でぎっしりと詰まり、電気に弱いおいらではさっぱり分かりません(笑)
簡単に説明しますと、赤外線の光で侵入を感知、自動で入口を封鎖するという構造です。

面白いのはここからで、封鎖の際にお知らせをしてくれるんです。
どこに?どうやって?ですよね。
なんとドコモの携帯からメールが来ます。「捕まえました、すぐに来てください!!逃げちゃいますよ、急いで急いで!!」 文章内容は勝手に書いてます(笑)

注目してるのはこのシステムです。いまやお年寄りでも持っている携帯&スマホ。
現場に居なくても、メールで知らせてくれるなんてとても親切(o^-^o)

使わない手はありませんよね。彼はかなりのアイディアマンなので、こちらからの要望を色々と受け入れてくれて実現してくれそうです。

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店先で実演してると、その日に限ってお客さんが寄ってくれます。
皆さん、このシステムに釘付け。驚いてました。

日頃から獣害に悩まされている当店としては、現場の声を伝えて画期的な商品を生み出してくれるように応援していきたいと思います。