いよいよ梅雨入りですね。個人的には、しっかりと降って欲しい。何故かといえば、先日田植えをしたばかりで水がたっぷり必要なのです。
がしかし、薪割りもまだ終わっておらず梅雨入りまでに済ませるという毎年の個人目標は、達成されないことが確実となり・・・(汗)
過去20年以上の薪ストーブ生活で、薪割り個人目標を達成したのは何回あったのか・・・まぁ今となっては仕方ないので(笑)ぼちぼちと割りたいと思います。
広葉樹という言葉に「良いなぁ」って思われる方多い? 針葉樹は杉やヒノキで、花粉症の原因などで嫌われる傾向にある気がしますが、建材としては素晴らしく日本には無くてはならない材木です。
広葉樹は薪ストーブを焚いている方はご存知かと思いますが、硬くて火持ちが良いので人気ですよね。割るのが大変ですけど、暖かさと心地よさはたまらないわけで。
最近、広葉樹の苗を注文頂く事があります。個人のお客さんなんですが、この辺の農作物であるお茶の栽培を止めて広葉樹を植えようという事です。
お茶が耕作放棄地になると数年でジャングルになりますが、広葉樹を植えておけば将来それこそ薪になったり景観、安全性等々また違った価値が生まれてくるかもしれません。
杉やヒノキを戦後に植えたころは、まさかここまで建材の消費が減るとは考えていなかったでしょう。逆に広葉樹をもっと残して置いてくれたらよかったのにという声もあります。
何度も書いてますが、里山は自然ではないです。先人たちが作った苦労して作ってきた景色です。
その里山が今は維持できなくなっているので、自然に戻るのは残念ながら時間の問題だと思います。
そうなったときの何十年か先に、広葉樹が広がっていたら良いなぁと個人的に思いました。
書いていて思い出しましたが、10年以上前にうちもお茶畑を放棄したときにクヌギの苗を100本ほど植えました。
一回目の伐採で椎茸原木の材料になり、その後順調に大きくなっています。
結果として自家製原木シイタケを食べる事が出来、広葉樹の林として残っています。
残念ながらうちの農地もだんだんと減らしているので、檸檬を植えたり色々と試行錯誤しています。
苗木を植えても鹿の食害で中々育ちにくい現実がありますが、何十年も先に植えてよかったと思う時代になってるかも。
興味深い話を、お客さんから聞きました。
クヌギを伐採した後芽が出てきますが、そのままだと鹿が喜んで食べてしまいます(涙)そして枯れていきます。
でも伐採した切り株の上に切った枝を積んでおくと、伸びた芽がを食べようとする鹿の口に枝が刺さっていやがるそうです。
そしてそこを避けるようになり、芽は育ち高くなり鹿が届かなくなり食害を免れて成長していくという好循環。
積んだ枝は枯れて肥料になる。一石二鳥(笑)
これは試してみる価値ありです。一本ずつ絶対に自然に戻らない金網で囲うより、自然にも優しい。
現場で働く人にしか、わからない知恵ですね。
昔から続いてきた事が途切れないように、知恵を絞ってあるものを利用して工夫が大切だと思いました。
保証はできませんが、駄目もとで試していただけたらと(笑)
大きくなってくるのを、見てるのも楽しいですよ!薪ストーブユーザーの方は、自家製広葉樹の薪なんて良いですねー。
焚いていたら思い出が蘇って来るかも。
梅雨入りして、しばらく雨が続きそうですね。
薪ストーブ生活を応援する店舗 たかお農機店

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