春がやってきました。
記憶が無いほどの暖冬で、逆に果たして夏はどこまで暑いのか?今から心配です。
令和2年農業シーズンが始まる今この時期、たかお農機店はどんな仕事をしているのか改めて書きたいなと思います。
ブログを10年以上書いてますけど、自分の仕事を詳しく書いたことってなかった気がしますし、サイトも新しくなった事なんで今回はかなり詳しく書きたいと思います。
農業に関係の無い方は、農機店ってなに?とか個人店って敷居が高いって思われがちなんでその辺を少しでも分かって頂けたら嬉しいです。
では長くなってしまうかもですが、お付き合いよろしくお願いします。
ではまずは、うちのお店のことから書きますね。
現在うちのお店は、このブログを書いてる私ひとりで営んでおります。
親父が40年以上前に創業して、自分で2代目となります。
なにせひとりなんで、やけに留守が多い(特に午前中)わざわざ来ていただいても、閉まってるというけしからんお店です(汗)すいません。
でもそんな状態が10年ぐらい続いているんで、お客さんもまた留守か!って感じで納得?して頂いております。
形態は農林業機械販売修理専門店となってまして、農林業に使われる機械の販売と修理をメインの仕事にしています。
他にも肥料、薪ストーブ関連、獣害対策商品などなどの販売、色んなものを扱わせていただいてます。
うちの店の位置づけとしては、たとえばクボタって農機メーカーがトラクターとかの農機をつくりますよね。
そのトラクターを売るクボタの営業所があります。
そしてうちのお店のような個人のお店。
あとはJA(農協)でおもに3つですね。
1番大きいのは、やはりJAでしょうか。日本で一番大きい販売店です。
うちが創業した頃は、田んぼを耕すのに歩きながら動かす耕運機という農機が全盛で、乗って動かすトラクターなんてまだまだ少ない頃ですね。
農耕牛が耕運機に変わっていったんですね。飯南町が故郷の松阪牛の始まりは、農耕牛ですからね。
それからしばらくして、農機もどんどん開発されて一気に農作業は機械化されていきます。
農業は家族みんなで人力でする時代から、少人数で機械で作業するのが普通となり普段は勤めに行きながらの兼業農家がこの辺でもほとんどになりました。
そんな業界背景?の中、仕事を引き継いで20年を超えました。
農家さんに農機を販売して、壊れた農機の修理を預かり春から秋の農業シーズンを農家さんとともに過ごしています。
その20年で更に田舎の農業は変わり、農家さん自体の考えも変わってきたように思います。
戦後の食糧難を過ごしてきた80歳前後の方は、農地に対する思い入れがやはり熱いです。
先祖さんから受け継いだ土地を残さないと、という話はよく聞かせて頂きました。
時代も変わり、田舎の農業に対しての考え方も変わってきたと思う真っ只中に自分はいます。
田舎から人がいなくなるのは確実ですから、あと数年でもっと田舎は変わります。
農業をやりたくないのか?って言われると決してそうではないと思います。
じぶんちのお米を食べたいという方は大勢いると思いますし、農地をなんとかせねばと考えている方もあると思います。
普段から農家さんと話してると、その辺はすごく伝わってきます。
たかお農機店について、今回は書いてみましたが、次回は春から始まるコメ作りの現状や農機の話も入れて書いてみたいと思います。
薪ストーブ生活を応援する店舗 たかお農機店
三重県松阪市飯南町粥見746-2
営業時間 8:00~19:00
定休日 不定休
土日も頑張って営業しています。
Tel 0598-32-4675
HP https://noukiyatakao.com/
>>お問い合わせはこちら<<
三重県松阪市飯南町の農機具店です。
各種農機具の販売・修理を取り扱うほか、薪ストーブや獣害対策品も取り扱っています。
移住者さんの田舎暮らしを全力で応援しています。
メーカー問わず、修理対応できます。
お勤めの方にも農作業のトラブル対応出来るよう、土日も営業しております。
でも急な用事でお休みする場合もありますので、要確認お願いします。
安心な農作物を自給したい方に、量販店には出来ない価値をお届けしたいです。
この記事へのコメントはありません。