まずい、寝坊したか！？

６時・・・間に合うな（笑）。昨日の薪集めで久しぶりに体を動かしたんで、眠りが深かったんでしょうか？嫁さんに起こされました（感謝！！）

正月明けの日曜日、今年は８日ですがどんど火が行われます。
以前も書きましたが飯南の各地域で丸太や雑木を積み上げてどんどを創り、この日に夜明けから火を付け今年の始まりを祝う永年の地域の行事です。

着火は６時半。以前は６時でしたが諸事情で３０分遅くなりました。
消防団としても法被を羽織って暗闇を現地に向かいます。

うっすらと夜が明けてきました。風も無く絶好のどんど日和です。

すでに役員の方も集まっており、６時半着火です。

良く乾いている木の様で一気に燃え上がります。何年前から続いているんでしょう？この場所でこの時期に。

上空を見上げれば、雑木の枝がうっそうと広がって火の明かりが反射してます。
この枝に燃え移らないためにこの集落のどんどは低いんです。

狭い場所ですが、ここでないと駄目なんですよね。自分の子供の頃からずーっとそうでした。

集落の貴重な子供たちが自治会長からおこずかいを貰っています。
これもずーと昔から。この為に子供たちは眠いながらに参加するのです（笑）

近くには水の入ったバケツが準備されています。
たまに水をかけて行かないと燃えるのが早すぎて１日持ちません。

その水も脇の滝から流れ出る水を汲んできます。枯れる事のない昔からの水です。

段々と人が集まってきて新年の挨拶やらで賑やかになってきます。

昨年のしめ飾りをどんどに放り込みます。ここで餅を焼いて食べると１年健康で過ごせると伝えられてきました。（もちろん、夕方に我が家も頂きました）

すっかり日も登り、一度朝食に戻ります。
その後は恒例の餅まきですね。

昼過ぎに皆が集まってきました。どんどの火はわずかに残るのみ。そのまわりを皆が囲みながら話が盛り上がります。

時間になってのいよいよ餅まきのはじまりですが、人が少ないぞ？
いつもはこの境内が一杯になるほどにいたはずだが。

昨年は葬式が多くってそのせいですかね。段々とこの集落も人が居なくなります。
２０数件の自分が生まれ育った集落。１０年後にはどんな姿になっているんでしょうか。

人数がすくないのに餅が多くてどっさり拾いました。正月から餅ばかり・・・しばらくまた餅が続きます（笑）

今日、当店の近くの橋からよその地域のどんどの場所を見てみましたが同じように昨日どんど火が行われたようです。燃え後が残ってます。

今度ここにどんどが立つのは今年の１２月です。数年後も同じように１か月だけの風景が続いていくんだろうと思います。

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