さて、これは一体何でしょう？
わかる人は山仕事関係の人でしょうか。自分も過去に数回しか見た事が無いです。
これはチエンソーのバーです。１ｍ５０ｃｍあるそうです。
お客さん宅にあって、小屋の奥から出してきてもらいました。
木を切る機械チエンソーはバーに沿ったチエン（のこ刃）で木を切ります。
わかりやすく言えば、木の直径が１ｍ５０ｃｍあっても一回で切れるという事です。
実際はそんなに簡単にはいきませんが。
自分も使っているチエンソーは長さが３５ｃｍほど。ほとんどの方が使っているチエンソーはそんなもんでしよう。
いかに長いか、わかって頂けるかと思います。
これほど長いバーを動かしているエンジンがどんな物か気になるところ。
もちろん見せて頂きました。
さすがにエンジンもでかい。普通のチエンソーの倍はあるでしょうか。
持ってみるとずっしりと重いです。でも持てなくはありません。当然ですが。
お客さんは何百年も経った、杉やケヤキの大木を切る仕事をしていました。
もう引退されましたが、たくさんのチエンソーが残っています。
「だれか使う人おらんか？売ったるわ」「おりませんわ、そんなん（笑）」
飯南、飯高にも昔は大木を切る人もたくさん居たようです。
これからは、どんどん山に入って木を切り出す人も減ってくるんでしょう。
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