少し暖かくなったでしょうか。動きやすくって仕事もはかどりました。店内も片付けが始まりやっとお店らしくなってきました。(笑)
こないだチエンソーの様子を山の中に見に行ったんですが、薪ストーブユーザーにはヨダレ物の現場(笑)に出くわしました。
クヌギやらホソやら雑木が一杯。なんてすばらしいー、あるとこにはあるんですねー。
椎茸の原木や菌床センターに運ぶそうですが、気になる話をいくつか聞きました。
「これを切り出し始めて数年経つけど、後が一切芽が出てないんや」 どう言う事かと言いますと、本来なら雑木ってやつは非常に強いものなんですよね。
うちの雑木林も苗を植えてから数年間草刈をしてきましたが、その時に必ず何本かちょん切ってしまってるんです。
でも雑木は強い!!数か月で芽が出てきて、遅れながらでも今は数メートルに成長しました。
それが数年経っても一切成長せずに枯れていくと・・・。もちろん原因はシカの食害です。
芽が出るたびにかじられて最後には負けてしまう。
「雑木山はなくなってしまうかもな」 その人は言ってました。山で生計を立てている人が一番山の事を知っていると思っているんですが、災害が心配だと。
近年のゲリラ豪雨で土砂崩れが多いのも山が弱くなっているのもあるかと思います。
数年前から集落を金網で囲ってしまう取り組みが多くなってきました。確かに効果的で畑や田んぼは被害が減っています。
でも中に入れなくなっても山には居ます。山の中で食べ続けるわけです。
もう一つ気になる話が。シカの唾液は植物を枯らす成分が混じっていると。お恥ずかしながら初耳でした(笑)
何人かに聞いてみたら、知っている人もいましたね。
興味深い話を、お客さんから聞きました。
クヌギを伐採した後芽が出てきますが、そのままだと鹿が喜んで食べてしまいます(涙)そして枯れていきます。
でも伐採した切り株の上に切った枝を積んでおくと、伸びた芽がを食べようとする鹿の口に枝が刺さっていやがるそうです。
そしてそこを避けるようになり、芽は育ち高くなり鹿が届かなくなり食害を免れて成長していくという好循環。
積んだ枝は枯れて肥料になる。一石二鳥(笑)
これは試してみる価値ありです。一本ずつ絶対に自然に戻らない金網で囲うより、自然にも優しい。
現場で働く人にしか、わからない知恵ですね。
昔から続いてきた事が途切れないように、知恵を絞ってあるものを利用して工夫が大切だと思いました。
保証はできませんが、駄目もとで試していただけたらと(笑)
薪ストーブユーザーは雑木が命(古!!) 切る雑木は今は一杯あるけど切った後、生えてこないと将来これまた困ってしまいます。
植樹はよくやってますが、その後どうなっているんだろうと漠然と思いましたね。
何かしないといけないんでしょうね。
数が増えすぎているのが原因ならば、守るだけじゃなく減らさないと駄目なのかなと。
でも現実には色々難しいでしょうね。
一本の苗木が薪に使える雑木になるのって何年かかるんでしょうか。うーん難しい・・・。
薪ストーブ生活を応援する店舗 たかお農機店
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各種農機具の販売・修理を取り扱うほか、薪ストーブや獣害対策品も取り扱っています。
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安心な農作物を自給したい方に、量販店には出来ない価値をお届けしたいです。
この話って、
一般にはまだ広まってないと思うんですが、
日本レベルで結構切実な問題だったりするのでは?!
ほたおくん、まいどです。
そう思う?やっぱり。
田舎の人しか分からない現実かもしれませんが、海を良くするために漁師さんが山に木を植えにくると聞きます。結局皆つながってますからね。
みんながもっと関心持てば解決していくのかもって思います。