草刈りシーズンがやってきました！田舎は特に雑草対策が大変！例年草刈りが必要になります。

今回は近頃注目されてる刈り方である「高刈り」のメリットをご紹介します。

高刈りとは草刈りの際に地面ギリギリで草を刈るのではなく、１０ｃｍ程の高さで刈る方法です。

雑草の刈り方によっての生育の違いを理解して頂いて、少しでも省力化できる効果的な草刈りを目指してもらえればと思います。

高刈りのメカニズム

イネ科雑草は成長点（芽が出る部分）が地面スレスレで、広葉雑草はもう少し上になります。

低く刈るとイネ科雑草が生き残り、広葉雑草が絶えていくという流れですね。

北村製作所サイトより

高刈りのメリットをまとめてみました。

成長点を残した刈り方を続けると広葉雑草が増えてきて、害虫（カメムシなど）を食べる益虫が広葉雑草に集まり減農薬につながります。

カメムシへの殺虫剤を散布するのを、減らせる可能性も。

北村製作所サイトより

地面スレスレで刈っていると背の高いイネ科雑草が増えて、見た感じも雑草が旺盛に感じます。

高刈りをすることによってイネ科雑草を減らし背丈が低い広葉雑草を活かすと、全体のボリュームが下がり草丈があまり高くならない

北村製作所サイトより

地面から刈刃までが5cm あるので、従来よりも石跳ねが減少します

北村製作所サイトより

北村製作所サイトより

背の高い草って、時間かかりますよね。でも低い草だと草量も少なく出来るので時間も短縮で疲労度も軽減されます

• 根の強化: 高刈りは、草の根の成長を促進し、より強力な根系を形成します。

これにより、土壌の浸食を防止し、草の栄養吸収を向上させます。

• 生態系への影響軽減: 高刈りは、生態系への影響を軽減します。

草地や野原などの生息地を維持しながら、環境に優しい草刈りを行うことができます。

高刈りのデメリットも考えられます

• 労力と時間の消費: 高刈りは、慣れないと低い位置での刈り取りは草刈り機の維持が大変と思う時があります。

そこでお勧めしたいのが、北村製作所さんの人気商品ジズライザーHIGH50ハイ50なんです。

もちろん自分も使っております。高刈りの最適アイテムです。

ジズライザーハイは最適アイテム

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刈刃の下に取り付けて、滑らせて使うだけで高さを維持できるアイテムです。

空中で持たなくていいので、重さも軽減されますし石に当てる心配もありません。

ここ最近、この高刈りに関心のあるお客さんが増えてきました。

既に使われてる方もあって、低い雑草が増えてきたんで見た目も良くなってきたと言われてます。

• 高く刈ってると、近所の目が気になる・・・

田舎はどうしても見た目を気にしがちで、地面スレスレに刈ったのを綺麗に刈れてると評価しがちです。

うちの近所でも土ごと草を刈って、チップソーの減りが激しいと嘆く方が多いですね。

本来草を刈るためのチップソーなので、土に当てて摩耗させている状態では刃物は長持ちしません。安価なチップソーでは、尚更です。

でも低く刈っても高く刈っても草の伸びも変わりませんし、低く刈り続けてると広葉雑草が消えて背の高い草が増えていくばかりです。

それならばと高く刈ったらすぐに変化していくかと、言われればすぐには無理です。

でも昔の鎌で刈っていた時代に比べて、背の高い草は確実に増えてます。

年月はかかっても、戻していく事も可能なはずです。