【獣害対策、どうする!?】令和4年の、稲刈りシーズン始まります。雨が多くて稲が倒れ、イノシシが荒らす!田舎の米作りは困難多発(涙)

お盆も早々と過ぎ去り、いよいよ今年の稲刈りが始まります。

GWから早くも4か月で、小さな苗が穂を付けて今年も稲穂が出来上がってきました。恵みに感謝です。

でも収穫するまで気が抜けないのが、米作りです。

ここ最近のゲリラ豪雨に遭った、田んぼは稲穂が倒れています。

早期に倒れてしまった稲穂はもちろん成長も遅れますが、乾きも悪いので品質も悪くなります。

豚熱で見かけなくなったイノシシもまた復活してきたのか、あちらこちらで侵入が見られます。

奴らに侵入されると、稲穂を倒すだけでなく匂いも染みついて食べれなくなるので、廃棄せざる事になります。

イノシシの被害は今に始まったことではなく、昔っからありました。

うちの田んぼは水不足で米作りをやめましたが、毎年のように被害に遭って精神的体力的にも参りました。

なんせ夜中に現れる奴らは、人間が寝静まった時にあらゆる手段で挑んできます。

電気柵も最近は獣も慣れてきたのか、残念ながら絶対的対策ではなくなってきました。

十年以上獣害対策で取り組んできましたが、被害は更に広がってきた感があります。

耕作放棄地が増えた事によって、山からの侵入が容易になってきて、日本人の人口とは反対に爆発的に数を増やした獣は食べ物にありつくために必死です。

今までの電気柵とかでは、効果が薄い気がします。更なる強力な対策品が必要なんだと思います。

それが何かを色々考えてますが、分かりませんが(汗)

「来年は、米作りするか分からんわ」ずっと前から田舎では話題に上って来るんですが、いよいよ現実味を帯びてきました。

コロナによって米価も下がって、最近の肥料等の経費の値上げで意欲が無くなって来てるのか農家を廃業するお客さんが増えてます。

その後は除草剤を撒き、草刈り機で雑草を管理する事になりますが体力的に無理になれば、草も刈れずまた耕作放棄地が増えることになります。

悪循環に陥ってますが、これも田舎のリアルな状況という事で読んで頂けたらと思います。

お米の収穫だけを考えたら、獣害の無い市街地で栽培したら良いとなるんですが、里山とセットの田んぼの景色が失われていくのは残念な気がします。

もしこれを読んで頂いてる皆さんが、里山の景色を残していって欲しい!から何か応援できないかと思われる方がいましたら、お願いしたいことがあります。

それは田舎の気に入った場所や、地域で栽培されてる田んぼの米を、農家さんから直接買って頂く事です。

手間がかかる分価格は高いかもしれませんが、気に入った場所で栽培されてるお米は何か別の価値があるのではないでしょうか。

農家さんも栽培意欲が出て、もう少し続けようかとなるかもしれません。

結局のところ皆さんの応援の力がないと、地域農業を持続するのは無理なのかなと考えました。

さていよいよ稲刈りシーズンです。

ブログも、しばらくお休みかもしれません。

ではまた。

↓獣たちの現代の姿を解説されてます。かなり勉強になると思います。お勧めです。


↓食べて減らす!解決策の一つです。色々な、お肉揃ってます。


薪ストーブ生活を応援する店舗 たかお農機店

三重県松阪市飯南町粥見746-2
営業時間 8:00~19:00
定休日 不定休
土日も頑張って営業しています。
Tel 0598-32-4675
HP https://noukiyatakao.com/
>>お問い合わせはこちら<<

三重県松阪市飯南町の農機具店です。
各種農機具の販売・修理を取り扱うほか、薪ストーブや獣害対策品も取り扱っています。
移住者さんの田舎暮らしを全力で応援しています。
メーカー問わず、修理対応できます。
お勤めの方にも農作業のトラブル対応出来るよう、土日も営業しております。
でも急な用事でお休みする場合もありますので、要確認お願いします。
安心な農作物を自給したい方に、量販店には出来ない価値をお届けしたいです。

コメント

    • まるこ母
    • 2022年 8月 31日 11:24am

    お米が収穫出来るまで、本当に沢山のご苦労があるのですね。
    イノシシ被害のことは知っていましたが、「匂いも染みついて食べれなくなる」とは驚きです。
    我が家の犬の散歩コースも山あいに田んぼが広がっているのですが、雨の日の翌日には道路にイノシシらしき土の付いた足跡が沢山残っています。
    手を掛け、お金を掛けて耕し、もうそろそろ収穫と言う時に、天候不良やイノシシ被害に遭うのはどんなに悔しいことでしょう。
    向こうも食べて・生きていかなければいけなので必死なのでしょうけれど、人間の知恵を持ってしても良い対策がないとは何とも悔しいですね。

    里山の田んぼの風景は私も大好きです。
    野菜を工場でコンピューター管理をして作るところも出てきますが、安定供給は確かに大切ですが、やはり何か寂しい気がしますよね。

    • たかお農機店
    • 2022年 9月 02日 4:39pm

    まるこ母さん、早くも9月に入りました。
    本来なら連日稲刈りなんですが、毎日のように雨が降ってはかどりません(汗)

    昨日もお客さんが、イノシシに入られたと嘆いてました。
    収穫目前の被害には、脱力感しかないです。

    里山って人工の景色なんですが、先人達の生きていく為に造った結果が現代の姿になったんですよね。
    発達しまくった現代では、景色よりも効率が重視されていって里山の風景は無くなるかもしれませんね。

    それを選ぶのはこれからの人達なんで、興味深いところではあります。

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