六月半ば、周辺はすっかり一段落。
田植えも大体が終わって、早くも中干しに入ってます。
稲を強くするために、欠かせない作業。梅雨入りも重なって、大切な時期です。
あちこちから聞こえてくるのは、2サイクルエンジンの排気音。草刈り作業のシーズンが、今年も始まりました。
除草剤の使用も増えましたが、草刈り機での伐採は里山では長年続く光景です。
定番の棒状の草刈り機から、背負い式、歩行タイプ、最近人気のハンマーナイフや乗用タイプまで。ラインナップ揃ってます。
最近はラジコンタイプも出てきて、どこまで進化するのか!?興味津々です。
基本的に、エンジンと回転して草を刈る部分は別と考えた方が良いと思います。今回は、エンジン中心に書きますね。
燃料は混合燃料。今は50対1の比率がほとんどだと思いますが、作ってますか?それとも買ってますか?
どちらにしても、長期間の保存は避けてください。3か月ほどで使い切って、春からは新しい混合燃料を使いましょう。
ペットボトルに、保存はダメです。専用の容器に入れておきましょう。
春のシーズン始まりは、このパーツの交換から始まります(笑)
プライミングポンプと言って、燃料を送ってエンジンを掛かりやすくする部品です。
「久しぶりに見たら、ヒビが入ってた!漏れてる。」年間何十個?は、変えますかね。保管場所とかによっても、劣化速度が変わります。
ダイヤフラムっていう部品も、よく交換します。この辺は、ペアみたいな感じですね。使い始めの頃が多いです。ゴム製品はどうしても劣化しますから、仕方のないところですね。
今シーズン多いのが、ピストンリングの固着。原因は燃料かな。
混合比率の濃いのを使用して、低回転で使ってる女性の方がどちらかと言えば多いかも。
左が固着して取れないピストンリングで、右が新品です。リングが浮かんだ状態でないと圧縮がないので、不調の原因になります。
音が大きいからとか、焼き付きが心配とか?エンジンを吹かさないと、オイルでリングがくっついてしまう事があるので、ある程度は回転を上げて使用してください。
適正混合比と適正オイルを使ってれば、焼き付く事はほぼ無いです。
これは見事な焼き付きですが、燃料が古かったり煤でこうなったりします。
煤と言えば、マフラーも詰まります。これはマフラーを外したとこですが、吹き出しの穴がほぼ詰まってて、エンジンの回転が上がりませんでした。
煤恐るべし。混合比が濃かったのかと思われます。
上記の原因は、ほとんどが燃料によるものです。良い燃料は、快適な作業につながります。お気を付けください。
書き出したらまだまだたくさんあるんですが、基本的なところでとりあえずこの辺にします。
また機会あれば、もう少し踏み込んで書いてみたいと思います。
ではまた。
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うちの裏の斜面も草がボウボウ。斜面の草刈りは結構大変なので、気になりながらも今年はまだ手付かず。
我が家の草刈り機は電動(充電式)なのですが、畑でお使いになる方は燃料で動くやつが主流になるでしょうね。
たまにしか使わないものは管理がつい疎かになりがち・・・。次に使おうとしたら動かなくなっていたとか・・・。
高尾さんのご説明を読んでいたら、管理がすごく大変そう~と思いました。
車の車検みたいに、定期的に業者さんに点検をしていただいた方が良さそうですね。
まるこ母さん、いつもありがとうございます。。
電動草刈り機、手入れが楽でこれからもっと増えてくると思いますよ。
管理が楽なのが、一番ですから。
農機も車検の様な管理システムがあれば良いですけど、費用が掛かりますから抵抗もあるかと思います。
自己管理が必須なんでしょうけど、疲れた後にはやりたくないのが本音(笑)自分も思います。