【六月の田舎を、あちこち行ってみた2024】皆さん、頑張っておられる。コメ不足と梅雨が遅れてることの心配事

6月半ばも過ぎて、梅雨真っ最中と思いきやまだ来てない!?

この記事を書いてる先日前から、ようやく梅雨入りしたようです。

世間では、コメ不足の話題がニュースで流れてます。

1993年のコメ不足から31年ですが、あの時の記憶がうっすら残ってます。

輸入米が入ってきましたが、日本人の口に合わずに消費されず各地で米の盗難がありました。

田んぼごと、稲を刈り取って持って行ってしまうという荒業まで聞きました。これは大規模な田んぼの話で、遠目では分からない程の距離での話だと思いますが。

田舎の小さな田んぼだと、すぐに見つかってしまいますね(笑)

もちろん価格も跳ね上がり、一俵(60k)が7万円で取引されたという噓か誠か!?の話も流れてました

価格が上がるというのは、ものが少ないからと言う事だと思いますが、今回はどうなんでしょうか。

野菜は、かなり価格が上がってきました。とにかく採れない。いつものように育てても、成らないと皆さん言っておられます。

気候の影響が大きいと思いますが、田んぼもやはり成長が悪い気がします。

田植えが終わった田んぼを眺めてきましたが、稲株が細い気がします。

過去の記事になりますが、施肥指導の先生が来てくれていた頃はもっと株も広がり太かった気がします。

田植えが終わってからの気温の低さや、日照に関係してるんでしょうか。

不安な事ばかり書いていてもあれなんで、

【六月の田舎を、あちこち行ってみた2024】

昨年に続き、あちこち行ってみました(笑)

今回も田んぼネタになりますが、お付き合いください。

ここは10年近く、耕作放棄地だった田んぼです。

この春に縁ありまして、米作りを始めるという方たちと繋がりました。県外の方たちも集まってます。

長年耕作放棄地になってた田んぼは、獣の住みかとなりそのままでは米作りをしても、獣の餌食になるのは間違いなしです。

そこでうちが周辺を電気柵を施工させてもらって、この春から米作りが始まります!

草刈りから始まった春は、いよいよ田植えに向かいます。

田んぼの中に作った苗床から、苗を取り手植えで進めるちょっと昔のやり方です。

「手作業って、大変じゃない?」誰もがそう言いますが、本人たちは作業一つ一つを楽しんでいるようで苦にもなっていないようです(笑)

でもさすがに耕耘作業は、手では無理です。

久しぶりに見たという方も多いかもしれませんが、昭和の名機「耕運機」登場です!

うちの先代はこのお店を始めたころは、ちょうど耕運機に変わるころでした。

その前は、農耕牛です。農耕牛が、今の松阪牛に繋がっていくんですが、その辺は長くなるので今回はやめときます。

話し戻しまして、その耕運機が新たな田んぼで再デビューとなりました。

向こうに見えるのがもう一台の耕運機、この日は時間の関係もあって2台での作業です。耕運機が2台も田んぼで動くなんてのは、昭和の時代を思わせる光景ですよね(自分もさすがにその光景は、知りませんが・・・)

多分、ここでしか役に立たない経験ですが、ディーゼルエンジンの掛け方を皆さんでやりました。

圧縮を抜いて、グルグルと回転させて爆発につなげるというタイミング命のエンジン始動はおそらく他では生かすことはないと思いますが、新鮮な経験と言う事で驚かれてました(笑)

代搔きも無事に済んで、いよいよ田植えに向かいます。

電気柵を設置させてもらった責任もありますし、その後も収穫まで追っかけていきたいと思います。

時々更新していきますので、良かったらご覧ください。

最後まで見て頂いた方に、美味しい情報です!

夏と言えば、かき氷の季節です。

棚田マイヤーレモンを使ったかき氷販売開始!!しました。

場所は松阪市飯南町粥見の、木花日和(コノハナビヨリ)さんです。

詳しくはこちらのHPでご確認ください。

木花日和(コノハナビヨリ)

冬に収穫した深野棚田のマイヤーレモンをたっぷり使った、限定かき氷です。

お出かけの際には、ぜひお立ち寄りください。

さてさてしばらく梅雨空で、うっとおしい季節ですが、野菜やお米にとっては大切な時期です。

梅雨が明けると暑くなりますが頑張って乗り越えましょう!

ではまた書きますね。

薪ストーブ生活を応援する店舗 たかお農機店

三重県松阪市飯南町粥見746-2
営業時間 8:00~19:00
定休日 不定休
土日も頑張って営業しています。
Tel 0598-32-4675
HP https://noukiyatakao.com/
>>お問い合わせはこちら<<

三重県松阪市飯南町の農機具店です。
各種農機具の販売・修理を取り扱うほか、薪ストーブや獣害対策品も取り扱っています。
移住者さんの田舎暮らしを全力で応援しています。
メーカー問わず、修理対応できます。
お勤めの方にも農作業のトラブル対応出来るよう、土日も営業しております。
でも急な用事でお休みする場合もありますので、要確認お願いします。
安心な農作物を自給したい方に、量販店には出来ない価値をお届けしたいです。

コメント

    • まるこ母
    • 2024年 7月 02日 9:59am

    あのコメ騒動から31年になるのですね。(丁度北海道へ行った頃?)
    覚えていますとも!私の世代は子育て真っ最中で、輸入米の多くをタイ米が占めていたのですが、「子供には食べさせたくない」という母親がとても多かったです。。
    母親たちは、味よりも、農薬のことを言っていたのでしょうけれど、日本政府が健康に害のありそうなお米を輸入するはずはない。ただの偏見。根拠のない「背別」。
    日本が困っている時に、お米を分けてくれた外国への感謝の念などサラサラなく、「まずい」とか根拠のない農薬のことを言った人がものすごく多くて、とてもがっかりしました。
    これまでには見たことのない細長いお米の形、歯ごたえ、そんなお国の食文化の違いを子供たちに学ばせる良い機会ではないか。感謝する気持ちを教えるのが親の役目ではないか。世界では、食べるものがなく栄耀失調で亡くなっている子が後を絶たない中、食べるものがあるだけで幸せではないか。
    そんなことを子供に教えた親はとても少なかったと思います。

    さて、昨年は猛暑のせいでお米の価格が上がりましたが、今年はどうなるのでしょうね?
    お米は必需品ですので、高騰するのは困りますね。
    31前の悪夢が甦らないよう願います。
    ・・・が、もしも、もしも、外国米のお世話にならないといけなくなったとしたら、私は有り難く、感謝しながらいただきたいと思います。

    • まるこ母
    • 2024年 7月 02日 10:02am

    すみません・・・
    さっきのコメントの中で、入力間違えがありました。
    「背別」⇒「差別」です。

    • たかお農機店
    • 2024年 7月 05日 5:09pm

    まる子母さん、お久しぶりです。
    ありがとうございます!

    31年前と言うと、北海道の頃ですか。
    ずいぶん前ですねー(笑)

    この辺ではそこまで米不足を感じなかったので、食べた記憶はなかったと思いますが細いコメだったなぁと記憶してます。
    世界から見れば食料不足で、食べる事が出来ない国もたくさんある中で確かに贅沢な話ではありました。

    食糧難という話題が良く出て来るようになってきましたが、輸入がいつまでも出来るのか?という疑問もあります。
    ここまで生産者が減ってくるのと気候変動で出来なくなってくるのとで、かなり深刻な問題になってますよね。

    考えを改める時代になってると、ほんとに感じますね。
    日本のコメが贅沢品にならないように、祈るばかりです。

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